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大空を覆い尽くすように開く奉納花火の数々。
神社のすぐ真裏で上がる花火は、
まるで光の雨が降ってきたかと思うほどの迫力。
2006年9月9日(土)、10日(日)、
生涯初、ついに 片貝の大花火を体感した。
新潟県小千谷市片貝町。
世界一の四尺玉花火で知られるこの町の花火は
長岡、柏崎と並ぶ越後の三大花火の一つ。
毎年20万人もの人が訪れる。
2日間で2万発。
うち四尺玉は2発、三尺玉も6発打ち上がる とてつもない花火大会だ。
そしてこの花火の最大の特徴は
その一発一発に人々の思いが込められているということ。
打ちあがる花火を見ながら熱狂する人・・・
光に照らされながら涙を流す人・・・
そして 花火に感謝の祈りをささげる人・・・。
喜び、哀しみ、愛情、そして別れ。
片貝の花火には、様々な人の思いが込められている。
だからこで見る花火は 人の心を打つ。
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