▲ 最後の日を迎えた寝台急行「銀河」。
最終列車が到着した東京駅10番線は 1000人のファンであふれた。
銀河は 戦後間もない1949年に 東京ー大阪間の寝台列車として誕生。
以来59年の長岐にわたり東海道を駆け抜けた。
しかし 安価なホテル、バス、航空機に需要を奪われ 今日最後の日を迎えた。
そして
銀河廃止の今日 1年後に廃止される「富士・はやぶさ」(東京ー大分・熊本)の
ラストランへのカウントダウンも始まった。
▲ 天の川の入ったイラストが美しい。
しかし、機関車の先頭にヘッドマークはない。
特急ではなく「急行」の銀河は ヘッドマークをつけることを
最後まで許されなかった。
▲ 表示が「回送」に変わると 銀河は栄光の歴史に幕を閉じる。
▲ 東京駅に最後の銀河を撮りに来た人は
14日夜と15日朝(写真)を含めて3000人。
▲ 管理人がこのような「最後の列車」を撮るのは
実は初めて。1年後のための予行練習だ。
警備員の人も大変だ。
▲ 「ブルートレイン」という名のとおりの青い車体。
「昭和の色」がまたひとつ消えていく。(東京駅)
そして、2009年春・・・・・・
東京駅から九州行「ブルートレイン」が消える。
▲ 東海道―九州間を走る最後のブルートレイン
「富士・はやぶさ」号(東京ー大分・熊本)
この列車も来年春のダイヤ改正で廃止される。
(2008年3月2日(日) 静岡県富士川町JR東海道本線富士川ー新蒲原間にて)
▲ 東海道の象徴 富士山のふもとを走る寝台特急富士。
この景色も あと1年。
私たちを残し 永遠に走り去ってしまうこの列車との思い出を
この1年でできるだけ多く作りたいものだ。
(2008年3月2日(日) 静岡県富士川町JR東海道本線富士川ー新蒲原間にて)
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