山の片貝、川の長岡と並び越後三大花火の一つとして評される
柏崎市の「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」が、
2006年以来2年ぶりに開催された。
2007年7月16日の新潟県中越沖地震の影響で昨年は中止。
地震から1年が過ぎ、柏崎市民の復興の象徴ともいえる花火大会が戻ってきた。
▲ 打ち上げ場所に一番近く花火見物に最も
おすすめとされている柏崎市中央海岸。
写真中央の岸壁から スターマインの一部と
単発花火、三尺玉、ワイドスターマインが打ち上がる。
写真左奥が桟敷席。手前が朝8時に開放される無料自由席だ。
14時に行ったがすでに満席だった。
(2008年7月26日(土)17時30分ごろ)
▲ 夕日の反対方向を撮影。大半の人はここで見る。
浜の中央にある若干の小高い丘と、
写真手前の階段状の護岸から席が埋まる。
なぜなら花火とともに花火が映る海も一緒に見られるから。
「海の花火」を存分の楽しめる。
ただし、14時に行ったが階段部はすでに満席だった。
(2008年7月26日(土)17時30分ごろ)
▲ 飲食ブースは 桟敷席裏付近で14時から開設されている。
定番のビールややきとり、焼きそばなどが売られる中、
花火弁当や柏崎名物「鯛めし」なども販売されている。
17時ごろからは写真のようにごった返す。
(2008年7月26日(土)17時30分ごろ)
▲ 飲食ブースの隣ではパンフ(花火番付)が販売されている。
代金の一部は来年の花火の協賛金に使われる。
花火の写真を見ているだけでワクワクしてくる。
▲花火の前には、「夕日のドーム」で柏崎市出身の歌手KOKIAさんの
復興支援ライブが開かれ超満員に。
(2008年7月26日(土)17時40分ごろ)
そして 19時30分
2年ぶりの大花火打ち上げ開始
▲「海中空スターマイン」
岸壁の最も右側から打ち上げられる。
傾斜した花火筒から飛び出した7号、10号玉が
空と海中で開花する、まさにスペクタクルスターマインだ。
▲「ベスビアスワイドスターマイン」
3本および5本のスターマインが同時に打ちあがり
目の前がすべて花火で埋め尽くされる。
ヨーロッパにある活火山「ベスビアス火山」の噴火が名前の由来。
次から次へとどんどん高く大きくなっていく
華やかで迫力あるスターマインだ。
▲「尺玉100発同時打ち上げ」
岸壁の端から端全部を使って打ち上げる
幅1500メートルの大迫力の花火だ。
100本の玉筋がニョキニョキと立ち上がり
一斉に開花する迫力はすさまじく、大歓声が巻き起こる。
▲「尺玉300発連続打ち上げ」
5分間にわたり惜しげもなく上げ続ける
非常に贅沢でゴージャスな花火だ。
写真は仰向けになって寝ながらとったものだ。
上げるリズムや個数も都度変化するので5分間はあっという間。
▲2008年特別版 震災復興花火「柏崎市民一同」
白を基調とし「元気」を表現した海中空スターマイン。
始まる時、自然と会場から拍手が。
震災復興の道のり、大変だったんだろうなあ。
ちなみに
最後に三尺玉が2発上がったのだが、
煙の中・・・(泣)
さあ 1週間後はいよいよ長岡の大花火です。
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