湘南色の169系電車は「信越線開業120周年記念号」として直江津へやってきた。
越後路を駆け抜ける湘南色の急行形電車は 本当に懐かしかった。
2008年9月15日 新潟県上越市JR信越本線高田ー春日山間にて
かつて新潟県内を走っていたオレンジと緑の色合いが、今日1日だけ復活した。
カラーリングが復活したのは 長野県のしなの鉄道が所有する169系急行形電車。
1997年の長野新幹線開業と同時に JRから譲渡された元国鉄の電車だ。
しなの鉄道では この169系電車にオリジナルカラーの赤と灰色、白を組み合わせた
塗装を行っていたが、同線の前身である国鉄信越線の開業120周年を記念し、
カラーリングを40年前の塗装「湘南色」に戻して9月12日に登場させた。
走る姿は 急行佐渡号、急行赤倉号として新潟県内を駆け抜けた頃を
ほうふつとさせてくれる。
JRでは所有する最後の165系電車(169系とほとんど同一仕様の電車)の
さよなら運転を2003年行い、全車廃車としたため、鉄道ファンの中では
「(湘南色の急行形電車には)もう二度と会えない」と言われていただけに
管理人も興奮した。
直江津駅では新潟色の普通列車を並んだ。
「懐かしい。鮮やかだなあ。本当によみがえった。」
今後もまた信州から臨時列車として
何回でも越後へとやってきてほしいものだ。。
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