寝台特急富士お別れ記念 別府・長崎の旅5
2008(平成20)年12月27日(土)〜31日(水)   撮影地:長崎市〜東京


九州から本州に入り、東京に向かって走りつづける寝台特急富士号。



旅の最後は 管理人が撮った富士号の写真と、

東海道ブルートレインの記念きっぷを紹介する。





▲ 横浜駅自由通路落成記念入場券 (昭和56年11月20日)

横浜駅にもまた多くの寝台列車がやってきた。

東京を出て最初に停車する駅だった横浜駅。







▲ ブルートレイン公開記念入場券 (昭和54年7月25日)

当時 東海道ブルートレインの機関車は

品川機関区が担当していた。

富士が引退する前に もう一度 こんな一般公開やってくれないかな。







▲ ブルートレイン誕生20周年記念入場券 東京駅 (昭和53年10月1日)

当時の寝台車の写真が載っている。

A寝台なんか特に長距離列車的な雰囲気があっていいな。





ブルートレイン誕生20周年記念入場券 小倉駅 (昭和53年10月10日)

あさかぜ号(東京ー博多・下関) 1958年10月1日誕生
                2005年2月28日運転終了





さ く ら 号(東京ー長崎・佐世保) 1959年7月20日誕生
                  2005年2月28日運転終了





富 士 号(東京ー西鹿児島・南宮崎・大分) 1964年10月1日誕生
                      2009年3月13日運転終了





はやぶさ号(東京ー西鹿児島・熊本) 1960年7月20日誕生
                  2009年3月13日運転終了



▲ 最初に誕生したブルートレインは昭和33年10月1日の「あさかぜ」。

「富士」はその6年後 昭和39年10月1日に登場した。

管理人が夢をもらった「さくら」号は2005年にあさかぜと同時に引退。

今回の富士・はやぶさの引退で 輝きを放った東海道ー九州間の

ブルートレインは その歴史に幕を下ろす。







▲ 東海道の名所富士山。最も日本らしい鉄道風景ともいえるこの景色も

 もうすぐ思い出の中へ。

2006年12月24日(土) 静岡県富士川町JR東海道本線富士川駅にて







▲ 出発を前に 東京駅へ回送されていく富士・はやぶさ号。

平成の大東京。近代的な高層ビル群の中に 「昭和」があった。

2008年5月26日(土) 東京JR山手線有楽町駅にて







▲ 北からやってきた200系原色のとき号と 南からきた富士・はやぶさ号が

東京駅で顔を合わせた。今となっては貴重なシーン。

2005年11月27日 東京駅





もうすぐ すべてが 思い出になる・・・・・・











カタンカタン、カタンカタン

・・・・・・長崎からの帰り道。

目が覚めたのは5時50分。

1時過ぎまで起きていたわりには眠気はない。

太平洋側の雲ひとつない夜明けだ。
  この日は満席。

帰省の時期であれば乗車率は100%。

黒字列車なのに、どうして・・・
朝6時30分 浜松駅を出発すると

車内販売の開始を知らせるアナウンスが流れ、

持ってきたみかんと 前日博多駅で買ったパン、

それに車内販売で買い求めたコーヒーで朝食。

朝日がまぶしかった。
  静岡県内を疾走する富士・はやぶさ号。

静岡駅を出ると太平洋が見えてきた。

対岸は伊豆半島だ。
由比駅を通過すると

いよいよ富士山が見えてくる。



そして 最高の風景が車窓に広がった・・・






▲ 寝台特急富士の車窓を飾った 日本一の富士山!

一生忘れない。 この感動 この思い出。

2008年12月31日 静岡県富士市JR東海道本線富士川ー富士間にて







▲ 長いトンネルを抜けると

旅の終点 熱海にまもなく着く。

2009年1月17日 JR伊東線来宮駅にて







2009年3月13日

東海道と九州を駆け抜けたブルートレインは

歩みを止め

 私たちを残して 思い出の彼方へ旅立っていく。

たくさんの夢をありがとう

たくさんの思い出をありがとう



おわり


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