セ ピ ア 色 の 信 越 線 号


2009年10月31日(土)   撮影地:妙高市


2010年秋のディスティネーションキャンペーン(DC)は長野県。

その1年前イベントとして、10月の毎週土曜に

信州各線を旧型客車が走った。

最後の31日はこの信越線。

妙高山のふもとを駆け抜けた。
 









▲ 1997年以来12年ぶりに降り立った妙高高原駅。新潟県と長野県の県境だ。

紅葉が太陽の光に照らされ鮮やかさを増していた。











長野新幹線開業直前の1997年9月27日。管理人ははじめてこの駅に降り立った。

あさま、白山、赤倉といった特急、急行列車が駆け抜け、

駅弁の立ち売りもいて賑わっていた。

当日は165系急行赤倉号にお別れの記念乗車をし、長野を往復した。

(▲ 当時車内で配布された乗車記念券 1997年9月27日(土))













▲ セピア色の信越線号は茶色い旧型客車を国鉄色の機関車が引く。
2009年10月31日(土) 新潟県妙高市JR信越本線妙高高原駅にて













▲ ヘッドマークとサボ。簡素なシール式ではなく しっかりと作られている。













▲ セピア色の信越線号と普通列車妙高号。
妙高号の車両は かつて上野ー直江津間を走っていた特急あさま用。
車内設備も乗り心地も特急そのものなので かなり乗りドク。
管理人はここからこの列車で次の関山へ。













▲ 関山駅はなぜかオシャレ。
ストーブが早くも設置されていた。さすが高原の駅。













▲ 妙高山麓をバックに走る快速セピア色の信越線号直江津行。

モノクロ画像にしただけだが 本当に昔の写真みたい。

まさに セピア色の信越線。

2009年10月31日(土) 新潟県妙高市JR信越本線妙高高原ー関山間にて













▲ スイッチバックの駅二本木駅で撮った復路長野行。
2009年10月31日(土) 新潟県上越市JR信越本線二本木ー関山間にて













▲ お昼ご飯。妙高高原駅の懐かしの駅弁を探した。
妙高高原駅で発売されている駅弁は 今はなくなってしまったが、
駅前のお土産屋で 弁当として今も売られているとのこと。
なぜこんなに探すかというと 管理人の思い出の駅弁だからだ。



かつての信越本線妙高高原駅の駅弁
「妙高の笹寿司」
駅弁だったときと全く変わらない姿!

1997年9月27日、急行赤倉号記念乗車の途中、
妙高高原駅停車中にホームの売り子さんから購入。
食べて本当においしかったという印象が残った思い出の駅弁だ。
笹寿司は 農作業やお祝いの時に出されてきた上越地方の郷土食だ。

あったこと自体 食べないうちからすでに嬉しかった。





・・・食べてみた。

「変わっていない!おいしい〜!!」

笹寿司は数あれど、こんなに笹の深い香りがするものはあるだろうか。

その香りとともに味わうご飯は

もちもちしていながら しっとりしていて口の中で具と溶け合う。

筍、ぜんまい、錦糸玉子、しいたけ、紅鮭、さんしょう。

具材一つ一つも 単なるしいたけの佃煮、

単なる錦糸玉子というわけではなく、

他には無い深みのある味付けがしてあり

本当に1つ1つ吟味されているなと思った。







昔と変わっていないということに、



どうしてこんなにも 幸せを感じるのだろう。



まさに セピア色の信越線の旅。












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