寝台特急はやぶさで行く熊本の旅 前編
2008(平成20)年8月16日(土),17日(日)   撮影地:熊本県阿蘇市・熊本市・福岡県柳川市
 東京ー熊本間1300kmを17時間かけて結ぶ寝台特急はやぶさ号。

  戦後に誕生し40年余りを駆け抜けてきた名門列車だが、 あさかぜ、さくらなどの列車が姿を消した今、はやぶさ号は 、併結して走る寝台特急富士号と並んで最後の東海道ー九州ブルートレインとなった。
 
 そして来年2009年3月、はやぶさ・富士も使命を終えようとしている。

  寝台列車で九州へ行くということが、もうすぐ過去へと消えていってしまおうとしているのだ。

  仲間も行きたいといっていた九州へ、共に旅に出た。







▲ 仲間たちと合流し大阪駅から乗車。
自分にとっては過去最長の寝台列車の旅が始まる。





▲ 乗車口上部にあるB寝台の標識。
3つの★は「3等車」=普通車であることを示す。
A寝台は2等車なので 星の数は減るが 値段は高い。






▲ 利用率減少の一途をたどる寝台列車だが、
お盆の帰省時期とあって、満席だった!









▲ 唯一の空席。B寝台下段のようす。
上段と共に、枕、シーツ付毛布、浴衣、ハンガーが準備されている。











▲ 上段のようす。右側に見えるハシゴを昇る。
一般的には眺め、利用のしやすさから下段が人気。
だが、管理人は上段が好き。通路を通る人の足音や声が気にならないし、
通路天井の上の広い荷物スペースが使えるので、防犯面にも優れている。





















▲ そして翌朝。九州行きブルートレインはここからがドラマチック。
瀬戸内海を昇る朝日を眺められる。
(2008年8月16日6時ごろ 広島・山口県境)







 

▲ 朝日を見るためにみんな廊下へ・・・。



















▲ 7時すき 山口県徳山駅を出ると
車内販売が始まる。ちなみにこの車両はA寝台個室。








▲ はやぶさ・富士号の車両は典型的な旧国鉄時代の車両。
昭和52年 新潟鉄工で製造されて以来 ほとんど改造されていない。











▲ 給水器もレトロ。昔はどの特急にもついていたのだが・・・









 

▲ はやぶさ・富士号の連結部。
イラストマークと間近で記念撮影ができる。








▲ 先頭は 機関車の後ろ側に付いている
ヘッドマークと対面できる。








 

▲ そして真昼の11時49分、ついに熊本に到着。
到着するやいなや、記念撮影の人たちでいっぱいに。











▲ 大阪を出るときは青い機関車だったが、
九州では赤い機関車が引っ張る。鉄道ファンの中では
人気は真っ二つ。管理人は赤いほうが好き。











▲ ラストランを迎える来年3月、
この場所は多くの人でごったがえすことだろう。











栄光と郷愁を残して、もうすぐ列車は思い出の中へ・・・
寝台特急はやぶさ号(東京ー熊本) 2008年8月16日(日)









 

▲ そして乗換え。今回の旅の目的地、阿蘇山頂を目指して
阿蘇駅に到着。今年の夏は各地で大雨が降った。
この日も無情の雨。奇跡を信じていざ山頂へ!










 

▲写真左 バスで30分ほど行くと阿蘇山の景勝地「草千里ヶ浜」に到着。
晴れていれば阿蘇山とどこまでも広がる草原、オアシスに馬が放牧されて・・・
九州の大パノラマも霧の中。

▲写真右 奇跡を信じる管理人たちの願いとは裏腹に
さらに天候は悪化。ロープウェイの終点はいよいよ山頂だ。











 泣  クぅぅぅー




長岡から1300キロの果て。九州の大パノラマ、見たかった・・・
今年の夏は本当に天気が悪い。しゃーないね。
また来るわっ フッ









熊本の旅はまだまだ続く。





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